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Cocteau Twins Fan Blog

はてなダイアリーから引っ越しました。コメント等は引き継いでいます。

Massive Attack : Mezzanine

曲目

  1. Angel
  2. Risingson
  3. Teardrop
  4. Inertia Creeps
  5. Exchanbge
  6. Dissolved Girl
  7. Man Next Door
  8. Black Milk
  9. Mezzanine
  10. Group Four
  11. (Exchange)
  12. Superpredators(TGhe Madprofessor Remix)

解説

ブリストルの音楽ユニット、マッシヴ・アタックの3枚目のアルバム。1998年発表。

Elizabeth Fraserがボーカルとして'Teardrop'、'Black Milk'、'Group Four'の3曲に参加している。

Cocteau Twinsとは相当イメージが違う作品。とはいえ、切ない歌声はやはりElizabethならではのもの。多重録音なしでも十分聞く者の心を揺さぶる歌唱力はさすが。

'Teardrop'は荒廃したような曲に淡々とした歌声が乗ってしんみりしてくる曲。

'Black Milk'はベースと静かなヴォーカルがよく合う曲。

'Group Four'は男性ヴォーカルと絡むように入ってくる妖艶な歌声。Massive Attackのバンドの標準的な曲かと思う。

なんだかんだいって、Massive Attackのアルバムは"Blue Lines"、"Protection"、"No Protection"とこの"Mezzanine"の4枚を購入してしまった。

ネットではiTuensでもMoraでも購入可能。iTunes情報では一番人気は'Teadrop'らしい。

ジャケットイメージ

クワガタという男子のハートをわしづかみのジャケット。

This Love

Space Between Us

Space Between Us

曲目

The Space Between Us

  1. Weather Storm
  2. This Love
  3. Sly II
  4. After The Storm
  5. Laura's Theme
  6. My Father
  7. Balcony Scnene (Romeo & Juliet)
  8. Rise
  9. Glasgow
  10. Let's Go Out Tonight
  11. Childhood
  12. Hymn

解説

"The Space Between Us"は映画音楽の作曲家として知られるCraig Armstrong/クレイグ・アームストロングが1997年にリリースした最初のソロアルバム。

2曲目の'This Love'はヴォーカル曲で、Elizbeth Fraserが歌っている。

Cocteau Twins後のElizbeth Fraserの曲では、おそらく屈指の名曲。「神曲」と評してもよいと確信している。

Cocteau Twinsがバンドとして存続が難くなっていたとき、Lizはブリストルの方のアーティストと関係を密にしていた。その成果の一つがこの曲。

この曲の完成度の高さは、多分にCraig Armstrong氏の作曲と編曲の才能によるところが大きい。そしてもちろん、Lizのヴォーカルもまた素晴らしい。

クレジットには[Written by Armstrong]としかないので、推測だが、歌詞はCraig Armstrongの作ではないかと思う。日本盤に歌詞カードがついているが、Cocteau Twinsのほかの曲に比べて歌詞がシンプルでストレートすぎるのがその理由。

'This love is a strange love'というフレーズは、映画『博士の異常な愛情』を連想させる。キューブリックの映画リスペクトは映画音楽を主な仕事とするArmstrong氏の発想と考えると無理がない。

以降は個人的な話だが、2000年あたりに月1で福岡まで行っていたことがある。空港から目的地までの地下鉄で、学生らしい若い女性がCDを聞いていた。そして、まさにこのアルバムを取り出して、CDプレーヤーにセットするところを目撃した。どうという話ではないが、それぐらいにこのアルバムは人気だったのだなあという話。

'This Love'だけでなく、他の曲もレベルが高いです。

ジャケットイメージ

東芝EMI

安部薫氏によるライナーと歌詞・対訳つき。

Felt:Ignite The Seven Cannons

カスピの詩人

カスピの詩人

曲目

Ignite The Seven Cannons

  1. My Darkest Light Will Shine
  2. The Day the Rain Came Down
  3. Scarlet Servants
  4. I Don't Know Which Way to Turn
  5. Primitive Painters
  6. Textile Ranch
  7. Black Ship in the Harbour
  8. Elegance of an Only Dream
  9. Serpent Shade
  10. Caspian See
  11. Southern State Tapestry

解説

Feltは1979年から10年ほど存続したイギリスのオルタナティブ・ロックのバンド。

1985年にリリースされた、"Ignite The Seven Cannons"(『カスピの詩人』)は4枚目のアルバム。

このときのメンバーはギターとヴォーカルがLaurance。リードギターがMaurice Deebank。ベースがMarco Thomas、キーボードとバックコーラスがMartin Duffy。ドラムがGray Ainge。

このアルバムはRobin Guthrieがプロデュースしていて、5曲目の'Primitive Painters'にElizabeth Fraserがヴォーカルで参加している。

'Primitive Painters'はシングルが先行してリリースされ、英国のインディーズチャートで4位になった。

全体の音作りは確かにRobin Guthrieらしい雰囲気がある。'Primitive Painters'は軽快な曲で、人気が出たのも分かる。

アルバム全体は、ちょっと上級者向けかも、というのが正直な感想。演奏はすごくいい。インスト曲はどれも素晴らしい。これに対しヴォーカルがきわだって個性的で、この人の独特の歌い方に慣れないとちょと戸惑う。

歌い方のほか、歌詞もかなり強烈らしいが、多くの日本人はおそらく(もちろん自分も)歌詞をほとんど聞き取れないと思われ、それもこのアルバムをやや近寄りがたくしている。

でも日本盤のCDがまだ手に入るようだから、根強い人気があるようだ。

ジャケットイメージ

TOYS FACTORY盤

日本盤CDは1993年発売。歌詞・対訳と赤岩和美氏、友野耕士氏のライナーがついていた。

This Mortal Coil:It'll End In Tears

It'll End in Tears

It'll End in Tears

曲目

It'll End In Tears

  1. Kangaroo
  2. Song To The Siren
  3. Holocaust
  4. Fyt
  5. Fond Affections
  6. The Last Ray
  7. Another Day
  8. Waves Become Wings
  9. Barramundi
  10. Dreams Made Flesh
  11. Not Me
  12. A Single Wish

解説

概要

This Mortal Coilは4ADの複数のアーティストによる協同プロジェクト。主導したのはIvo Watts-Russell。

オリジナルアルバムとして"It'll End In Tears"(1984年)、"Filigree & Shadow"(1986年)、"Blood"(1991年)の3枚をリリースしている。

その他詳しくはwikipediaを参照されたい。

http://en.wikipedia.org/wiki/This_Mortal_Coil

この中でCocteau Twinsが大きくかかわっているのは"It'll End In Tears"。中でも2曲目の'Song To The Siren'は少なくとも2本の映画で使われ、よく知られた曲。

"Filigree & Shadow"もSimon Raymondeが参加している。

少し前までこのアルバムは入手がさほど難しくなかったと記憶しているが、今は簡単ではないらしい。2011年に3枚のアルバムのリマスター版がボックスセットでリリースされ、単体のアルバムは絶版になったようだ。また、ボックスセットもAmazon調べで値段が高騰しているので継続して販売されてはいない様子。

This Mortal Coil

This Mortal Coil

ネット配信はどうなっているのかと調べたら、iTunes Storeに普通にあった。CDの入手は大変だけど曲を聴くこと自体はそれほど難しくはない。

iTunes Storeでも'Song To The Siren'が一番人気で、次が'Another Day'。いずれもヴォーカルはElizabeth Fraser。

各曲紹介

'Kangaroo'

1曲目はベースからはじまる。ドラマの『ツインピークス』を思い出す。

ベース、アコースティックギターシンセサイザーヤマハDX7)はSimon Raymonde。

Alex Chiltonの同名の曲のカバー。

'Song To The Siren'

ヴォーカルElizabeth Fraser、ギターRobin Guthrieで事実上Cocteau Twins提供の曲。

静かに流れるヴォーカルのメロディーがいい。

この時期のCocteau Twinsの作品と違い、この曲では歌詞が聞き取りやすい。

Tim Buckleyの同名の曲のカバー。

ロスト・ハイウェイ』(デビッド・リンチ監督)と『ラブリーボーン』(ピーター・ジャクソン監督)の2本の映画で挿入歌として使われている。

ロスト・ハイウェイ』は予備知識なしで映画館に見に行き、この曲がかかったのでびっくりした。

ラブリーボーン』は予告動画に'Alice'が使われているのでCocteau Twinsの曲が使われること自体は分かっていたが、この曲も使われていたのでまたびっくりした。

'Holocaust'

Howard Devotoがヴォーカルの曲。

Alex Chiltonの同名の曲のカバー。

'Fyt'

インスト曲。

'Fond Affections'

Gordon Sharpがヴォーカルの曲。

Rema-Remaの同名の曲のカバー。

'The Last Ray'

ベースがSimon Raymond。12弦を含むギター一式がRobin Guthrieのインスト曲。'Rococo'を髣髴とさせるかっこいい曲。

'Another Day'

Elizabeth Fraserがヴォーカル。バイオリンとビオラがGini Ball、チェロと弦楽器のアレンジがMartin McGarrick。

Roy Harperの同名の曲のカバー。

'Waves Become Wings'

Dead Can DanceのLisa Gerrardによる曲。

'Barramundi'

ギターとシンセサイザーがSimon Raymonde。アコーディオンがLisa Gerrard。インスト曲。

'Dreams Made Flesh'

Dead Can DanceのLisa GerrardとBrendan Perryによる曲。

'Not Me'

ヴォーカルがRobbie Greyの曲で、2人のギターのうち1人がRobin Guthrie、ベースがSimon Raymonde。

Colin Newmanの同名の曲のカバー。

'A Single Wish '

Gordon Sharpがヴォーカルの曲。

シンセサイザーがSimon Ryamonde。「gizmo」もSimonの担当。で、調べたところここでの「gizmo」とはMIDIコントローラーらしい。

ジャケットイメージ

日本コロムビア

ジャケット。

帯。日本語ではジス・モータル・コイルの『涙の終結』。

鳥井賀句氏の1987年のライナーがThis Mortal Coilとこのアルバムの背景について分かりやすく解説している。6曲のカバー曲はIvo氏の選曲。2曲のオリジナル曲をLisa Gerrardが提供。それに4曲のインスト曲が加わって全12曲とのこと。'Song To The Siren'は1983年に先行してリリースされた12インチEP"This Mortal Coil"にも収録されているという。

Need-Fire

Judge Dredd

Judge Dredd

収録アルバム

Judge Dredd Original Motion Picture Sound Track

  1. Dredd Song (The Cure)
  2. Darkness Falls (The The)
  3. Super-Charger Heaven (White Zombie)
  4. Need-Fire (Cocteau Twins)
  5. Release The Pressure (Leftfield)
  6. Judge Dredd Main Theme
  7. Judgement Day
  8. Block War
  9. We Created You
  10. Council Chaos
  11. Angel Family
  12. New World

Need-Fire

1995年に公開されたシルヴェスター・スタローン主演の映画、『ジャッジ・ドレッド』("Judge Dredd")のサウンドトラック。前半5曲は著名なアーティストによる挿入歌が入っていて、後半はテーマ曲やBGM。

この中で4曲目がCocteau Twinsで、タイトルは'Need-Fire'。この映画のために提供されたオリジナル曲で、他に収録アルバムはない。

おそらく"Milk & Kisses"の収録直前か収録中に作られた曲と考えられ、このアルバムの曲と雰囲気が似ている。

映画については未見なので感想はなし。あまり当たらなかったという話を聞く。とはいえ、原作漫画は人気があり、2012年に再度映画化された。

'Need-Fire'はいい曲で、このまま埋もれさせておくのはもったいない。

もっとも、このネット時代であるから、試聴することはさほど難しいことではない。このサウンドトラックも中古がそこそこ流通しているようだ。

ジャケットイメージ


'Pandora'の未放送ライブ演奏

Robin GuthrieがFacebookで下記のようにこの動画を紹介していました。

Finally the 'lost' pandora .... recorded, in Brixton, London, 1984/5, for a pilot for a TV show which never aired..

https://www.facebook.com/robinguthrieofficial/posts/760642244017190

1984年5月にテレビ放送のために収録されたのですが、結局放送されなかったそうです。

全員若い。もう30年も前なんですね…

Treasure

Treasure

Tiny Dynamine / Echoes In A Shallow Bay

曲目

Tiny Dynamine / Echoes In A Shallow Bay

  1. Pink Orange Red
  2. Ribbed And Veined
  3. Plain Tiger
  4. Sultitan Itan
  5. Great Spangled Fritillary
  6. Melonella
  7. Pale Clouded White
  8. Eggs And Their Shells

解説

概要

1985年にほぼ同時に発表された2枚のEPを、1枚のCDにおさめたもの。一応アルバムに分類していいかと思う。

CDの発売時期はよく分からないが、"The Pink Opaque"の1985年11月より後であるのは確実として、1986〜1987年のどこかと推定される。"Treasure"のCDと同時か、それより後に出たのではないかと推測される。

日本盤は"Treasure"が[CY-4412]で本CDが[CY-4509]と番号付けされているので、"Treasure"のCDより後に出たようだ。ライナーノーツは増渕英紀氏が書いていて1987年と記されている。"Treasure"は石川真一氏のライナーが1987年7月6日の日付なので、"Treasure"のCDが1987年後半、このCDが1987年後半から1988年の前半の間に出たと考えられる。

日本盤CDの裏面の四角でかこった記号、[C・1・21]の1/21が日付だとすると、リリースの日付は1988年1月21日の可能性が高まる。

一方"Treasure"を見ると[E・12・21]とあり、これもかなり日付っぽい数字なので、日本盤CDのリリースは1987年12月21日と推測される。

ただ、手元のライナーには"Treasure"は「1989.12」、このCDは「1990.1」と書かれていて、これはどうも再版したときの日付らしい。

というのも、1988年ごろにどちらのCDもレンタルで借りた記憶があるので、これらのCDが1989年や1990年リリースとはとても考えられないのと、ライナーの日付とも違いがありすぎるため。

その後日本盤は、ロックレコードに引き継がれて1999年にリリースされているが、その後は絶版となっている。

収録曲についてはそれぞれのEPのエントリーを参照願いたい。この2枚のEPはタイトルと歌詞で蝶と蛾をモチーフとしているところに特徴がある。

リマスター版シングル集のVolume 1の、2枚目のCDの冒頭8曲がちょうどこのCDと同じ曲になっている。もちろん、80年代のCDよりリマスター盤の方が音がいい。

Lullabies to Violaine: Singles & Extended Plays 1

Lullabies to Violaine: Singles & Extended Plays 1

ジャケットイメージ