Evangeline
解説
概要
1993年9月に発表された、フォンタナレーベルで出された最初のシングル。アルバム"Four-Calendar Café"に関連して作られたもので、表題曲はアルバム収録。残り2曲はシングルのみの収録。
オフィシャルサイトによるとエンジニアリングにLincoln Fong、追加のギターにタテミツヲとBen Blakemanの名前がある。もちろん彼らはアルバムの方にもかかわっている。
1993年の終わり頃か1994年の早い頃に、西新宿のCD屋を回っていてこのシングルを発見して購入した。曲目にアルバム未収録のがあって興奮した。
リマスター版シングル集のVolume 2には"Evangeline"の3曲すべてが入っていて、現在はこれが入手可能。
Lullabies to Violaine: Singles & Extended Plays 2
- アーティスト: Cocteau Twins
- 出版社/メーカー: 4ad / Ada
- 発売日: 2007/05/21
- メディア: CD
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各曲紹介
'Evangeline'
アルバムからそのままもってきたもの。
オフィシャルサイトにはPVが撮影されたとある。多分これ↓。
'Mud And Dark'
ギリシャ神話のエコーとナルキッソスの悲しい恋物語を描いた歌。
あえてエフェクトかけて言葉を判別しずらくして、物語を分かりにくくしているところがこのバンドらしい。
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%BD%E3%82%B9
'Summer-blink'
この曲は歌詞がかなり聞き取り易く、聞き取りの歌詞を読ませてもらったところ、かなり典型的な自己啓発系の曲と分かった。
で、あるときメーリングリストにて、「こんな詞書くようじゃCTのファンなんかやってらんないよ」と言い出す人が出てきて物議をかもした(笑)。「別にRobinのファンでいいんじゃない」というコメントがあったり、'half-gifts like song'と表現されたりした。海外でもネットの炎上は似たようなものだなあとか思った。
"I'm feeling love for my successes"と聞こえる一節があり、これはもしかしたら、「自分で自分を誉めてあげたい」と訳すといいのかもしれない。惣流の方のアスカか有森裕子かという。
アスカの方は検索したら1996年1月17日放送の第拾六話と判明。
レイ:あなたは、人に誉められるためにエヴァに乗ってるの?
http://wikiwiki.jp/eva-shingeki/?cmd=read&page=%A5%BB%A5%EA%A5%D5%CA%DD%B4%C9%B8%CB%2F%C2%E8%BD%A6%CF%BB%CF%C3&word=%BC%AB%CA%AC%A4%C7%BC%AB%CA%AC%A4%F2
アスカ:違うわ。他人じゃない。自分で自分をを誉めてあげたいからよ!
「メダルの色は、銅かもしれませんけれども……、終わってから、なんでもっと頑張れなかったのかと思うレースはしたくなかったし、今回はそう思っていないし……、初めて自分で自分をほめたいと思います」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%A3%AE%E8%A3%95%E5%AD%90
「「自分で自分をほめてあげたい」は誤記である」なるほど。
オフィシャルサイトの用語集によると、「'summer-blink'とは船員のスラングで、悪天候の中でかすかに光る陽光のこと」だという。