Cocteau Twins Fan Blog

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山田タマル:warp

WARP

WARP

曲目

warp

  1. to you
  2. chance
  3. warp
  4. shade away
  5. according to winds

解説

年度末のドッタンバッタン大騒ぎがひと段落ついて、4月からのアニメを一通り見始めたところ。先週1話が放送された『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』を見ていたら挿入歌で'Scarborough Fair'が流れて、いつ聞いてもいい曲だなあと思った。そして、歌っているのが山田タマルと知り驚いてうれしく思った。

warp』は2005にリリースされた山田タマルのCDデビューとなるミニアルバム。プロデュースはタテミツヲ氏。ピアノとグロッケンシュピールとドラム以外の楽器もタテ氏。ピアノとグロッケンシュピール山田タマル

山田タマルの名前が懐かしくて久しぶりに聞いてみたが、改めていい作品だと思う。タイトル曲の'warp'が特に印象に残る。歌唱力も演奏も作詞作曲もとにかく才能にあふれている。

5曲のミニアルバムに一か月もかかったというタテ氏のこだわりの音も素晴らしく、最後の曲などスペイサイドの甘いスコッチの匂いがふわっとしてくる感覚。

warp』に関連してタテミツヲ氏のインタビュー記事を見つけたので以下にURLを。

http://terryueda.jugem.jp/?eid=114

発売時からして、この才能はアニメから声がかかったらぜひ活かしてほしいと思っていたのだがほんとうに挿入歌で歌声を聞くとは。

同時に思ったのは、インディーズのミニアルバムがこれだけよいのだから、次はメジャーレーベルでフルアルバムを、ということ。

翌年2006年にメジャーシングルを発表し、資生堂マキアージュのCMソングに使われて大ヒットした。PVが山田タマル本人の配信で視聴可能。

アルバムは2006年にミニアルバム『回廊』を、2007年にフルアルバム『start』を発表している。作品は一通りiTunesでDL可能なようだ。

iTunes情報でもやはり、彼女の代表曲は「My Bland New Eden」ということになるらしい。

個人的には代表曲はFLat 7の"Lost In Blue"でヴォーカルを担当している'Pieces'。日本語の歌詞が切ない風景を描き出している。

"warp"も"Lost In Blue"も最近のCDと違って音圧を無理に上げるようなマスタリングではないので、CD音源でも十分いい音であることを付記しておく(ハイレゾが出ればそれはそれでありがたい)。

ジャケットイメージ