Cocteau Twins Fan Blog

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Robin Guthrie

本日はロビン・ガスリーの誕生日。ということでRobinに関する紹介記事。

cocteautwins.comでは彼のことはこのように紹介されていた(拙訳)。

Robin Guthrie

生年月日:1962年1月4日

Robinは主にギターを弾き、ほとんどのプログラミングとプロデュースを行う。彼は強力なコンピュータを持っていて、また、様々なギターエフェクトをやってのける。

先月からcocteautwins.comが閉鎖されたようなので、最終的にどんな記述になっていたのかが確認できなくて残念。

September Sound Studioのオフィシャルサイトも既になく。そこにはこう書かれていた(拙訳)。

将来性ある有力なバンド、Cocteau Twinsの創設者であるRobinの、プロデュースとリミックスの技術は、1980年代はじめから人々に求められてきた。Cocteau Twinsに集中していた状態から5年の休止の後、彼はSony Japanのアーティスト、Yu-Raのためのアルバムの制作とRepublicaとJay Jay Johansonのリミックスを完了させた。次のプロジュクトは、 アーティストであり画家のRussell Millsにより制作され、組み立てられたアルバムである。これには,Brian EnoKevin Shields、Michael BrookBill LaswellPeter GabrielHarold BuddThurston Moore、Hector Zazou、そして同じくらい偉大な他のアーティストからのコントリビューションが収められている。

彼の名前はこれらの作品に記されている:Republica / Jay Jay Johanson / Dr Hukwe Zawose / Superstar / Yu-Ra / Mandalay / Guy Chadwick / Faye Wong / Frente / Moonshake / Definition Of Sound / Autour de Lucie / Lush / Edwyn Collins / Chapterhouse / Medicine / Candyland / The Veldt / The Primitives / Felt / The Gun Club / The Wolfgang Press / Ian McCulloch / AR Kane /

出身地はスコットランドグランジマス(エジンバラから西に30kmぐらい)。ご家族のことはよく分からないが、父上は大戦中は軍艦の乗組員だったという話を聞いたような。

友人のWill Heggieとよく地元のディスコに行っていて、そこでElizabeth Fraserと出会い、Cocteau Twinsを結成する。Willとはその前からバンドを組んで音楽をやっていたという。

10代から取り組んで完成させたギターサウンドは、美しく、独創的で、人々を魅了する。

一方で、その風貌は一度見たら忘れられない巨漢。当然のごとく大食漢でもあり、"Heaven or Las Vegas"の日本盤[COCY-6801]のライナーで中川五郎氏にこう書かれていたりする;

スティーヴン・ダークのインタビューの時のロビンは やたらと口が滑らかだったようで、「ミユージシャンになっていなかったら 何をしている?」というありふれた質問に対しても、「レストランを経営して死ぬまで食べまくっているよ」と答えている。ロビンは少し痩せたのだろうか。それとも食欲は旺盛なのだろうか。いずれにしても太りすぎはあまり良くないかもしれない。と、これは筆者がまたしてもあれこれと言う問題ではなかった。失礼しました。

髭面で恰幅のいい巨漢が、ギターを持つと一転して目つきが変わり、演奏に猛烈に集中するという。まさに天性のギタリスト。

彼については、ギターの才能だけでなく、作曲の才能も高く評価したい。Cocteausの曲はその多くがメロディがシンプルで覚えやすく、それでいてオリジナリティが高くて、「なにかに似ている」というものがほとんどない。

そして、演奏だけでなく、エンジニアリングも自前でやってのける。

そんなオタク気質な部分が多く見られる反面、多数のアーティストの作品をプロデュースしてきたところからは、経営者的なものの才能の高さもうかがえる。

Cocteau Twinsの活動中でもすでに、他の人の作品に参加したり、レコードをプロデュースしたり、CM音楽の制作をやったりしている。

Cocteau Twins解散後は、Simon RaymondeとBella Unionというレーベルを作り、複数のミュージシャンの作品を送り出した。その中にいはSimonのソロアルバム"Blame Someone Else"(1997)や、Robin自身のソロアルバム、"Imperial"(2003)もある。

2000年から2004年まで、女性ヴォーカルのSiobhan de MaréとViolet Indianaというユニットを組んで活動していた。

ソロアルバムは"Imperial"以来2〜3年おきに出している。

その他Harold BuddJohn Foxxらと組んで作品を発表している。

プライベートでは、Elizabeth Fraserとの間に娘さん(Lucy Belle)をさずかっている。

後にフランス人のFlorenceと結婚。彼女は"Blame Someone Else"でフランス語の朗読を行っている。

今はRobinは家族とフランスで暮らしていて、音楽活動もそこを拠点としている。

Lucy Belleは独立してイギリスに住んでいるようだ。

最近のRobinの活動は、まず、昨年12月5日に発売されたタテミツヲ氏のアルバム、"Sweet Glow Of Silence"にギターで参加している。録音は2010年に行われたという。

そして、Robin自身の5枚目のソロアルバム、"Fortune"が昨年11月に発表された。12月26日にはなんと日本盤も発売されている。

それだけではなく、今年1月に来日してライブを行うことが決まっている。例えば下記ブログ参照。1月16日と17日の2日間とのこと。

http://blog-ia-rock.diskunion.net/Entry/373/

フォーチューン (FORTUNE) <帯ライナー仕様国内盤>

フォーチューン (FORTUNE) <帯ライナー仕様国内盤>

最後にRobinに関するリンクを以下に。