Violet Indiana:Choke
- アーティスト: Violet Indiana
- 出版社/メーカー: soleil après minuit
- 発売日: 2006/04/04
- メディア: MP3 ダウンロード
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解説
2000年11月に発表された、Violet Indianaのデビューシングル。
Violet IndianaはRobin GuthrieがヴォーカルのSiobhan de Maréと組んではじめたバンドで、作品はBella Unionレーベルで発表された。
Robin Guthrieのサイトによると二人の出会いは1999年とある。Robinの文章を(相応に意訳しつつ)訳してみるとこんな感じ。
Violet Indianaは1999年頃に私がSiobhan de Maréと出合ったときに始まった。彼女はMono(イギリスのバンド)で歌っていて、何か違ったことをいっしょにやってくれるプロデューサーを探していた。私たちが出会ったとき、私はすぐにこれまでやってきた曲作りのパートナーシップを超えて働く特別なチャンスを感じた。それは私にとってまったくのエイリアンであり未知の何かだった。Siobhanは歌詞を書き、あの心のこもったスタイルで歌い上げる。それは私がかつてしてきたことと比べてあまりにコントラストが強く、私にとってわくわくする新しい道になる。しかし、Violet Indianaでもっとも興奮したのは、一緒に働く右のミュージシャン、タテミツヲ、Paul Cook、Fabien Beguinと作り上げたものが、かけがえのない、真に畏怖すべきライブのバンドとなったことだ。
http://www.robinguthrie.com/discography/category.php?id=4
バンド名のViolet Indianaは特に深い意味がこめられたという話は聞かない。人の名前で語感がよさそうなものを選んだのではないかと推測している。
Cocteau Twins以来、久しぶりにRobinが女性ヴォーカリストと組んで作品を発表するというので、とても期待してデビューシングルを購入した。
まず、ヴォーカルがElizabeth Fraserとまったく違うということが分かった。Siobhanは貫禄のある声質で、歌い方もとても情熱がこもっている。
演奏は、そのヴォーカルの魅力を最大限引き出すように、Robinの持てる感性と技術を惜しみなくつぎ込んだ感じ。ギターの音は色々なバリエーションを聞くことができる。
CDのパッケージを見ると、このシングルに関しては他のアーティストの協力について個別に書かれていない。上記にあるライブの際のメンバーが協力している可能性はある。ただ、Simonが参加していないであろうことはベースがかなり違うことから伺える。