Felt:Ignite The Seven Cannons
- アーティスト: フェルト,FELT
- 出版社/メーカー: DISK UNION
- 発売日: 2014/02/26
- メディア: CD
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曲目
Ignite The Seven Cannons
- My Darkest Light Will Shine
- The Day the Rain Came Down
- Scarlet Servants
- I Don't Know Which Way to Turn
- Primitive Painters
- Textile Ranch
- Black Ship in the Harbour
- Elegance of an Only Dream
- Serpent Shade
- Caspian See
- Southern State Tapestry
解説
Feltは1979年から10年ほど存続したイギリスのオルタナティブ・ロックのバンド。
1985年にリリースされた、"Ignite The Seven Cannons"(『カスピの詩人』)は4枚目のアルバム。
このときのメンバーはギターとヴォーカルがLaurance。リードギターがMaurice Deebank。ベースがMarco Thomas、キーボードとバックコーラスがMartin Duffy。ドラムがGray Ainge。
このアルバムはRobin Guthrieがプロデュースしていて、5曲目の'Primitive Painters'にElizabeth Fraserがヴォーカルで参加している。
'Primitive Painters'はシングルが先行してリリースされ、英国のインディーズチャートで4位になった。
全体の音作りは確かにRobin Guthrieらしい雰囲気がある。'Primitive Painters'は軽快な曲で、人気が出たのも分かる。
アルバム全体は、ちょっと上級者向けかも、というのが正直な感想。演奏はすごくいい。インスト曲はどれも素晴らしい。これに対しヴォーカルがきわだって個性的で、この人の独特の歌い方に慣れないとちょと戸惑う。
歌い方のほか、歌詞もかなり強烈らしいが、多くの日本人はおそらく(もちろん自分も)歌詞をほとんど聞き取れないと思われ、それもこのアルバムをやや近寄りがたくしている。
でも日本盤のCDがまだ手に入るようだから、根強い人気があるようだ。