Tishbite CD2
解説
概要
1996年3月に発表されたシングル。"Milk & Kisses"関連の最初のシングル。Disc 1とDisc 2の2枚が同時に発売され、うち1枚、これが限定盤の黄色い方。
オフィシャルサイトのディスコグラフィを見ると、Disc 1が黄色で限定盤、Disc 2が青となっているが、手元の現物では黄色い方に'CD2 Also available with exclusive tracks CTCD5'なるシールが貼ってある。
確かにCD2ではあるのだが、CDの登録番号はCTCD5のこちらの方が、青のCTDD5より若い。
バンドの意図するところもやはり黄色が本当はDisc 1で、青がDisc 2らしい。どこで入れ違ったのか謎だ。
黄色い方の"Tishbite"は長らく入手できなかったが、 2000年に、中古をダブって購入しまったという方から譲っていただいた。感謝。若干痛んでいるが限定盤なので贅沢は言ってはいけない。
限定盤であるならば、このシングルのカップリング曲2曲が、日本盤の"Milk & Kisses"のボーナストラックに選ばれたというのもうなづける話。日本盤が入手しやすかったころは、そちらでこのシングルの曲を聴くことが出来た。
リマスター版シングル集のVolume 2には"Tishbite CD2"の3曲すべてが入っていて、現在はこれが入手可能。
シングル集の曲順は黄色→青となっている。また、ダブっている'Tishbite'は黄色のだけ入っていて青の方のは省かれている。
Lullabies to Violaine: Singles & Extended Plays 2
- アーティスト: Cocteau Twins
- 出版社/メーカー: 4ad / Ada
- 発売日: 2007/05/21
- メディア: CD
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各曲紹介
'Tishbite'
アルバム"Milk & Kisses"からそのまま。
'Primitive Heart'
静かで優しい曲。ピアノやベースが心地好く曲をかなでていて、ささやくようなヴォーカルもよい。最後の方でベースとコーラスがからむところもいい感じ。やっぱりCocteau Twinsはベースも独特だ。
'Flock Of Soul'
'Seekers Who Are Lovers'と対になるようなシリアスな曲。ただしあれほど激しくはない。