Cocteau Twins Fan Blog

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Violet Indiana:Special

Special

Special

曲目

Special

  1. Jailbird
  2. Poppy
  3. Sky
  4. Chapter Three

解説

2001年10月に発表された、Violet Indianaの3枚目のシングル。

"Killer Eyes"と同時発売だったようだ。なお、以下によると"Killer Eyes"はシングルで、"Choke"や"Special"はEP。オリジナル曲が4曲入っているのがEPで、アルバムからカットされた1曲にオリジナルを2曲追加したのがシングル、という扱いのようだ。

http://www.robinguthrie.com/discography/category.php?id=4

シングル/EPはBella UnionからUK盤のみが出てUS盤はない。

米国向けにはコンピレーションの"Casino"を後に出してフォローしている。

なお、"Killer Eyes"もAmazonでMP3ダウンロード販売を実施中。

Killer Eyes

Killer Eyes

曲目は以下。

Kille Eyes

  1. Killer Eyes
  2. Storm
  3. Safe World

ジャケットイメージ

UK盤。

デジパック

2001〜2002年に日本で普通に買えた。同時期の"Kille Eyes"はCD屋で見かけなかった。元の販売量が少なかったのか業者が売れないと思ってあまり仕入れなかったのかは不明。

Violet Indiana:Roulette

Roulette

Roulette

曲目

オリジナル

Roulette

  1. Air Kissing
  2. Feline Or Famine
  3. Sundance
  4. Powder River
  5. Little Echo
  6. Angel
  7. Poison Gorgeos
  8. Hiding
  9. Rage Days
  10. Liar
  11. Killer Eyes
US盤

Roulette

  1. Air Kissing
  2. Busted
  3. Sundance
  4. Powder River
  5. Little Echo
  6. Angel
  7. Poison Gorgeos
  8. Hiding
  9. Rage Days
  10. Liar
  11. Feline Or Famine
  12. Killer Eyes

BONUS VIDEO:Purr La Perla

解説

2001年4月に発表された、Violet Indianaの最初のアルバム。

Bella UnionからUK盤が出たほか、Instinct RecordsからUS盤が出た。

US盤はオリジナルに対し2曲目が'Busted'に変更。'Feline Or Famine'が11曲目に移動して、合計12曲になった。また、データトラックとして'Purr La Perla'のPVの動画ファイルが入っている。追加曲とPVで、"Choke"の収録曲2曲をフォローしている。

アルバム発表後、バンドはライブツアーを行った。

アルバムは商業的にも批評的にも成功したようで、北米市場を狙ったInstinct Recordsとの付き合いはその後もしばらく続いた。

曲としては、UK盤ではシングル"Choke"と一曲もかぶらない。曲作りにかなり意欲的で、聴いてみた印象も勢いが感じられる。

特に印象的なのは、終盤のゆったりした曲、'Lyer'からかっこいい'Killer Eyes'に連続しているところ。最後がこの曲というのはぞくぞくする。

'Killer Eyes'は自信作なようで、2001年に同名のシングルが発表されている。また、PVが撮られていて、Instinctから発売された(ほぼ)コンピレーションのアルバム、"Casino"にデータトラックとして入っている。

シングルの"Killer Eyes"は持ってないので次は"Special"の記事を書く予定。

ジャケットイメージ

UK盤。

デジパック。手元のはちょっと痛んでる。

裏面。

US盤。

ジュエルパック。背面にはBella UnionとInstinct Recordsのロゴが併記されている。

Vella Unionから来たハガキ

裏面。

表面。Violet Indianaに関する説明がある。最後に世界ツアーやるよ、って書いてあるが、日本に来るかどうかは分からず、見に行けなかった。今検索かけてみると、やはり世界ツアーは日本には来なかったようだ。

Violet Indiana:Choke

Choke

Choke

曲目

Choke

  1. Purr La Perla
  2. Busted
  3. Silent
  4. Torn Up

解説

2000年11月に発表された、Violet Indianaのデビューシングル。

Violet IndianaはRobin GuthrieがヴォーカルのSiobhan de Maréと組んではじめたバンドで、作品はBella Unionレーベルで発表された。

Robin Guthrieのサイトによると二人の出会いは1999年とある。Robinの文章を(相応に意訳しつつ)訳してみるとこんな感じ。

Violet Indianaは1999年頃に私がSiobhan de Maréと出合ったときに始まった。彼女はMono(イギリスのバンド)で歌っていて、何か違ったことをいっしょにやってくれるプロデューサーを探していた。私たちが出会ったとき、私はすぐにこれまでやってきた曲作りのパートナーシップを超えて働く特別なチャンスを感じた。それは私にとってまったくのエイリアンであり未知の何かだった。Siobhanは歌詞を書き、あの心のこもったスタイルで歌い上げる。それは私がかつてしてきたことと比べてあまりにコントラストが強く、私にとってわくわくする新しい道になる。しかし、Violet Indianaでもっとも興奮したのは、一緒に働く右のミュージシャン、タテミツヲ、Paul Cook、Fabien Beguinと作り上げたものが、かけがえのない、真に畏怖すべきライブのバンドとなったことだ。

http://www.robinguthrie.com/discography/category.php?id=4

バンド名のViolet Indianaは特に深い意味がこめられたという話は聞かない。人の名前で語感がよさそうなものを選んだのではないかと推測している。

Cocteau Twins以来、久しぶりにRobinが女性ヴォーカリストと組んで作品を発表するというので、とても期待してデビューシングルを購入した。

まず、ヴォーカルがElizabeth Fraserとまったく違うということが分かった。Siobhanは貫禄のある声質で、歌い方もとても情熱がこもっている。

演奏は、そのヴォーカルの魅力を最大限引き出すように、Robinの持てる感性と技術を惜しみなくつぎ込んだ感じ。ギターの音は色々なバリエーションを聞くことができる。

CDのパッケージを見ると、このシングルに関しては他のアーティストの協力について個別に書かれていない。上記にあるライブの際のメンバーが協力している可能性はある。ただ、Simonが参加していないであろうことはベースがかなり違うことから伺える。

ジャケットイメージ

UK盤。

デジパック。デザインはCocteau Twins以来の付き合いのv23。

Snowbird:Moon

Moon

Moon

曲目

Moon

  1. I Heard The Owl Call My Name
  2. All Wishes Are Ghosts
  3. Charming Birds From Trees
  4. Where Foxes Hide
  5. Amelia
  6. Bears On My Trail
  7. Porcelain
  8. Come To The Woods
  9. We Carry White Mice
  10. In Lovely
  11. Heart Of The Woods

解説

概要

スノウバードは女性シンガーのステファニー・ドーセンとコクトー・ツインズサイモン・レイモンドが新たに立ち上げたユニット。2014年2月に最初のアルバム、"Moon"(リミックスアルバムの"Luna"も同梱)を発表し活動を本格的に始動した。

検索エンジン用にカタカナで書くのはここまでとして。

Bella Unionの経営に専念していると思われたSimon Raymondeが、本格的に音楽活動を再開したというのは嬉しいニュース。

ただ、氏のFacebookをフォローしているにもかかわらず、このユニットの活動について完全に補足できていなかったことは反省。

5月にこのことを知って、ネット通販でのタイムラグが我慢できず、都内のCD店に行ってさっそく購入した。

聞き続けること1ヶ月。そろそろ各曲の違いを把握できてきた感じがするので、いよいよこのブログで紹介記事を書くこととしたい。

バンド名Snowbirdは和名をユキホオジロという小鳥。wikipedia先生によると日本にも冬に北海道に飛来するという。

一方、アメリカのスラングではコカイン常用者のことだと研究社の辞書にはある。

とはいえやはりSnowbirdと聞いて多くの人がイメージするのはやはり雪山の小鳥のことのようだ。ジャケットも鳥にちなんで羽毛があしらわれている。

Snowbiredsと複数形で書けばカナダ軍のアクロバットチーム、スノウバーズのこととなる。

http://en.wikipedia.org/wiki/Snowbirds

カナダ国産の練習機CL-41を使用していて、北米大陸にありながら欧州型の練習機による多数構成のアクロバットチームである。

さて、音楽のほうはどうか。

これはもう、Cocteau Twins的な音楽を求めている人にとって素晴らしい福音だ。

Stephanie DosenのヴォーカルがとてもLiz的であるし、メロディもアレンジも、「これが実はCocteau Twinsの未発表の曲なんです」と言われたら騙されてしまうようなもの。

だからといってこのアルバムに新規性がないわけではない。これまでにない音を創造していながら、Cocteau Twinsらしさをどこか感じさせるというもの。Simonが描いていたCocteau Twinsの未来をこの作品に反映したのではないか、などという想像がはたらいてしまう。少なくとも、「Cocteau Twinsを引きずるのはやめよう」という考えはバンド内に共有されてなかったことは間違いないだろう。

メロディは、ただし、Robin Guthrieがかかわっていないから、微妙にCocteau Twinsらしさの真ん中からは外れていると思う。ギターの音も、そんなにはRobin Guthrieを擬態していない。

Cocteau Twinsのファンにとっては、FLat7の"Sweet Glow Of Silence"に続いて、ほぼ1年ぶりで、またCocteau Twins的な音楽を聴くことができたわけで、ここにきてとてもありがたい状況になっている。

結論:自信をもってこのブログの読者にお勧めできるアルバム

PVが公開されている。


各曲紹介

このアルバムにはゲストプレーヤーが何人か参加しているので、どの曲に誰がどうかかわっているのかを、CDの記述から紹介。参加しているのは下記の方々(ラッピングに貼ってあったシールに記載されている分)。

  • RadioheadからEd O'BrienとPhil Selway
  • MidlakeからEric PulidoとMckenzie Smith
  • Lanterns On The LakeからPaul Gregory
  • Jonathan Willson

それから、リミックス版"Luna"は「シューゲイザーバンドAuburn Lullのメンバーでもあるミシガン出身のRon GibbsによるユニットRxGibbs」による。

http://amass.jp/34598

'I Heard The Owl Call My Name'

ギターにPaul Gregory。

'All Wishes Are Ghosts'

オーケストラアレンジと弦楽器、ハープ、フルートはWill Vaugban。

ドラムはPhil Selway。

'Charming Birds From Trees'

ペダルスティールギターをSteve Honestが担当。

'Where Foxes Hide'

ガットギターとエレキギターにJonathan Wilson。

エレキギターにPaul Gregory。

ドラムにOl Ketteringbam。

'Amelia'

ギターにEd O'Brien。

Cocteau Twinsの"Treasure"に同じタイトルの曲があるがまったく別の曲。

'Bears On My Trail'

ドラムにMckenzie Smith。

アコースティックギターにEric Pulido。

'Porcelain'

コントラバスにWill Vauban。

ギターにPaul Gregory。

'Come To The Woods'

ギターにPaul Gregory。

ドラムにPbil Selway。

'We Carry White Mice'

Stephanie DosenとSimon Raymondeだけで制作。

'In Lovely'

ギターにEd O'Brien。

'Heart Of The Woods'

パーカッションとドラムとプログラミングをWill Vaugban。

追加のギターにPaul Gregory。

ジャケットイメージ

デジパック。周囲が痛んでいるように見えるのはそういうデザイン。

Blame Someone Else

Blame Someone Else

Blame Someone Else

曲目

Blame Someone Else

  1. It's A Family Thing
  2. Love Undone
  3. The Seventh Day
  4. In My Place
  5. Supernatural
  6. If I Knew Myself
  7. It's Raining Today
  8. Muscle And Want
  9. Worship Me
  10. A Fault Of Mine
  11. Days
  12. Tired Twilight
  13. Summers' blue
  14. Left Untouched The Flowers Grow
  15. Let Love In

解説

概要

1997年に発表されたSimon Raymondeのソロアルバム。

SimonとRobinが共同で立ち上げたレーベル、Bella Unionから発売された。

曲は3曲のカバーと1曲のRobinとの共作を除いてすべてSimonの作曲。演奏もほとんどSimonによる。そしてヴォーカルもSimon本人。Cocteau Twinsでは聴くことができなかったSimonの声をたっぷり聴ける。

他に何人かアルバム制作にかかわっていて、基本的にCocteau Twinsのメンバーとサポートメンバーは全員参加。そのほかにもゲストを呼んでいる。

September Sound Studioを使って、ほとんどCocteau Twinsの関係者で作っているので、制作費はほとんどかかっていないと推測される。

蟹をあしらったジャケットのデザインはKaren Raymondeによるもので、彼女はSimonの奥さん。

このアルバムから、Simonの作曲の才能を知ることができ、Cocteau Twinsではベースやピアノの演奏だけでなく、曲作りの中でもかなり大きい役割を担ってきたことが推測される。

1997年のうちに日本でも容易に買えるようになっていたのたが、1998年になってなんと日本盤がビクターエンタテインメントから発売された。歌詞、訳詞、早川加奈子氏によるライナーと各曲解説、そしてボーナストラックが3曲もついていた。また驚いたのは、CDのデザインが全く違うものになっていた。

現在このアルバムはBella Union盤も日本盤も絶版のようだ。

その後のSimonの活動としては、Simon Raymonde & Nanacoとして1999年に"Luminus Love In 23"を発表。

他に演奏で誰かに協力したり、ということは行っていたようだけど、Simonの名前としては目立った作品は出さず。Bella Unionからの他のアーティストの作品リリースの仕事の方に力を入れていたような印象。

そして2014年1月。Stephanie DosenとSnowbirdとして活動を開始。アルバム"Moon"を、リミックスアルバム"Luna"との2枚組みで発表した。

Snowbirdの今後は大いに期待される。

各曲紹介

'It's A Family Thing'

家族の問題、と題された1曲目は特徴的なギターの音から始まる。メロディはどちらかというと明るく深刻なものではないが、歌詞のほうは朝の4時に月の人に会ったりなんか煮詰まった感じ。

ドラムにVinnie Lammiが参加。

同名のシングルが出ているが入手できなかった。

'Love Undone'

ラッパの入ったメランコリックな曲。

ドラムはVinnie Lammi。トランペットはMick Ball。

'The Seventh Day'

ゆったりとした曲。コーラスが印象的。ラッパ的な音が聞こえるがキーボードかもしれない。

ドラムはVinnie Lammi。

'In My Place'

Boudleaux/Felice Bryant(ブライアント夫妻)の曲のカバー。

ゲストボーカルにCharlotte Marionneauを迎えてのデュエット曲。PVが作成されていてCharlotteがすごく可愛い。

ドラムはタテミツヲ氏。

'Supernatural'

ちょっとシリアスでかっこいい曲。

後になって同じタイトルの米国ドラマ(邦題『スーパーナチュラル』)がヒットした。アニメ版(日本のマッドハウスが制作)が少し前に深夜に放送されたので見た。ついこの曲を口ずさんでしまった。

ドラムはタテミツヲ氏。

'If I Knew Myself'

さびしげなピアノの響きが印象的。

これもドラムはタテミツヲ氏。

'It's Raining Today'

Noel Scott Engelのカバー。

弦楽器が入っている。「今日は雨降り」、というタイトルにイメージぴったりの曲。

弦楽器はAndrew Skeetがアレンジしている。

'Muscle And Want'

Robin Guthrieとの共作。歌詞はL.Bealesによる。

ギターの演奏もRobin GuthrieでものすごくCocteau Twinsっぽい。声がSimonであることがもっとも大きな違い。

'Worship Me'

ゆったりとしてちょっと荘厳な曲。基本的にSimonが歌っているが、後のほうでElizabeth Fraserのボーカルが入る。日本盤にはLizのパートの歌詞も載っている。

ドラムはDamon Reeceが参加。

'A Fault Of Mine'

「僕の欠点」という題名のややマイナーな曲。ベースがすごくSimonらしい。

ドラムはMiguel Morlandが参加。

'Days'

アメリカのバンド、Televisionの"Adventure"というアルバムの曲のカバー。

独特のギターのイントロを再現。飄々とした感じの曲。

ドラムはDave Palfreman。

'Tired Twilight'

12分もある大作。

歌詞はDave Allisonによる。ドラムとベースはタテミツヲ氏。

翻訳と声はFlorence Guthrie。歌の途中でフランス語の朗読が入る。Florenceはフランス人でRobin Guthrieの奥さん。

'Summers' blue'

日本盤のボーナストラック。

あまり聞き込んでいないのでレビューはご容赦を。

'Left Untouched The Flowers Grow'

日本盤のボーナストラック。

あまり聞き込んでいないのでレビューはご容赦を。

'Let Love In'

日本盤のボーナストラック。

あまり聞き込んでいないのでレビューはご容赦を。

ジャケットイメージ

オリジナル


ビクターエンタテインメント

ジャケット。

このジャケットは開くとこの通り、すごく匠の技を感じさせるアートになっている。

CDの板。

CDの下にはこんなイケてる写真が入っている。

帯。

PVのビデオ

箱の表面。

箱の裏面。

'Muscle And Want'と'In My Place'が入っている。

VHSのビデオカセット

ビデオはBella Unionの通販で購入した。

王菲:王菲

曲目

王菲

  1. 麻醉
  2. 祢快樂(所以我快樂)
  3. 娛樂場
  4. 人間
  5. 我也不想這樣
  6. 小題大做
  7. 懐念
  8. 撲火
  9. 雲端

解説

王菲が1997年に発表したアルバム。

このアルバムはCocteau Twinsのカバー曲が1曲と書き下ろしの曲が1曲ある。

「懷念」は"Milk & Kisses"や"Twinlights"の収録曲の'Rilkean Heart'で、歌詞に大きく「AH......」と入ってるのですぐにこの曲と分かる。歌詞は翻訳ではなく黄偉文が書いている。演奏は"Twinlights"のようなアコースティックな方向性で、さらにシンプルなものになっている。

「娛樂場」はCocteau Twinsの書き下ろし。作曲はRobin GuthrieとSimon Raymondeの連名。演奏もRobin GuthrieとSimon RaymondeがSeptember Sound Studioで行っている(サポートメンバーも協力しているはず)。王菲側でAvon Recording Studioにおける追加のレコーディングが行われていてJohn Tangの名前が挙げられている。歌詞は林夕。

アルバムの制作時期を考えるとCocteau Twinsの最後の仕事のひとつと推測される。

他に外国アーティストの曲として、中島みゆきが「人間」を提供している。歌詞は林夕。後に中島みゆき自身も自分で歌詞を書いて歌っている。タイトルは「清流」。

アルバムタイトルに自分の名前を使っただけあって、完成度の高いアルバムになっている。カバー曲とか関係なく多くの人に薦めることができる。

日本盤が東芝EMIから出ていて(1997年10月29日発売)、訳詞と中川五郎氏と北中正和氏によるライナーがついている。ボーナストラックはない。

日本盤は絶版で、iTunes Storeやmoraを検索してもこのアルバムは出てこない。入手はちょっと難しいかもしれない。

漢字は簡体字ではないのでぱっと見て意味がだいたい分かるし、概ね日本語のIMEで入力できる。ただ、日本語Windowsの環境ではファイル名に使えない字がたまにあるのでリッピングするときは注意が必要。英語のタイトルや日本盤のタイトルを使うという手がある。当方では「麻醉」を「麻酔」、「娛樂場」を「娯樂場」に変えて対応した。

フェイ・ウォン

フェイ・ウォン

ジャケットイメージ

東芝EMI

ジャケット。

帯。

特典ハガキの裏。

特典ハガキの表。

王菲:浮躁

曲目

浮躁

  1. 無常
  2. 浮躁
  3. 想像
  4. 分裂
  5. 不安
  6. 哪兒
  7. 墮落
  8. 掃興
  9. 末日
  10. 野三坡

解説

王菲が1996年に発表したアルバム。

Cocteau Twinsのカバー2曲以外はすべて王菲の作詞・作曲(ただしインスト曲が複数)というアーティストとしての王菲の意欲と才能が強く現れた作品。

Cocteau Twinsのカバー曲は「分裂」が'Tranquil Eye'で、シングル"Violaine"の紫の方(CTCD6)に収録。「掃興」が'Touch Upon Touch'で1996年の末に発表されたコンピレーションの"Volume 17"に収録。

歌詞はこれも翻訳ではなく独自に書いている。「分裂」の作詞は林夕で「掃興」の作詞は黄偉文。

Cocteau Twins最後の曲、'Touch Upon Touch'は王菲のカバーの方が先にリリースされたことになる。

日本盤が日本ポリドールから出ていて、訳詞と赤岩和美氏によるライナーがついている。ボーナストラックはない。

本アルバム発表前にはCocteau TwinsのSeptember Sound Studioで制作するのではという噂が流れたとライナーにある。カバー曲を歌ったり"Mikl & Kisses"香港盤への参加もあるので、王菲Cocteau Twinsでかなりのやりとりがあったと推測され、そんな計画もあったのかもしれない。しかし当時の王菲の多忙さを考えると計画があったとしても無理なことだったのだろう。

漢字は簡体字ではないのでぱっと見て意味がだいたい分かるし、概ね日本語のIMEで入力できる。ただ、Windowsでファイル名に使えない字がたまにあるのでリッピングするときは注意が必要。英語のタイトルや日本盤のタイトルを使うという手がある。

ANXIETY

ANXIETY

ジャケットイメージ

日本ポリドール盤

ジャケット。

帯。

シール。「書き下ろし」は言い過ぎ。